やり方は自動的に見つかる。

メンタル

昨日も経営者向けにコーチングを2件行った。

コーチングをやっている時によく聞かれるのが「ゴールを達成する方法を教えてほしい」というもの。

 

例えば、「年収1億円になりたい」といったゴールを持ったとする。

その後、「具体的にどうやって稼げばいいでしょうか?」という質問をするなどだ。

結論は、

「自動的に見つかる」

ということ。

 

どういうことか?

人間の脳にはRASという機能が備わっている。

RASとは、Reticular Activating Systemの略で、網様体賦活系(もうようたいふかつけい)のことである。

誤解を恐れず、簡易的に説明するなら、「必要なものを探してくる」機能だ。

もっと突っ込んで説明するなら、必要なものと、そうでないものをフィルタリングする機能ともいええるだろう。

 

例えば、「赤い色の物はこの部屋にいくつありますか?」と質問したとする。

すると、赤い物のみが見えやすくなる。

今度は「青い色の物はこの部屋にいくつありますか?」と質問すると、赤い物より「青い物」が見えやすくなるはずだ。

これは何も視覚に限らず、聴覚や嗅覚など、他の器官でも機能する。

 

このように、人間の脳は「これが必要だ」と適切な質問を投げかければ、最適解を見つけ出すようにできている。RASのおかげである。

だから、本題の通り、ゴールが決まれば「やり方は自動的に見つかる」というのが結論。人間にはRASという優秀な機能が備わっているので。

 

しかしながら、「なかなかやり方が見つからないんですよね」と嘆く方もいる。

なぜ、ゴールが決まっても、やり方が見つからないのか?

実は、やり方が見つかるためには、もう一つの重要な要素があるのだ。

それは「重要性」。

 

要するに、そのゴールが、その人において、「大して重要ではない」からやり方が見つからないのである。

先ほどの例でいうなら「年収1億円がほしい」とは思いつつも、内心は「それほど重要ではない」と思っている。

これは「早く結婚したいなあ」と思いつつ、結婚相手が見つからない。

(実はそれほど結婚したいとは思っていない)

「痩せたいんだよなあ」と思いつつ、痩せられない。

(実はそれほど痩せたいとは思っていない)

「英語を話せるようになりたいんだよなあ」と思いつつ、一向に英語の勉強をしない。

(実は英語を話せなくても別によいと思っている)

など。さまざまなゴール実現ができない理由にもつながってくる。

 

だから、RASが「やり方」を自動的に見つけるようにするためには、そのゴールが人生において「めっちゃ重要である」と認識させる必要があるのだ。

では、コーチとして、どのようにして重要性を上げているのか?

 

キーワードは「臨場感」。

そのゴールが「今、現実に起きている」と錯覚するぐらいに、臨場感を高めるのである。

適切な質問を投げるなどして。

例えば、洗濯機を持っている人は、洗濯機を持っているのが「当たり前」の状態になっている。

ところが、洗濯機が壊れたらどうだろう?

「ヤバい!新しいの買わなきゃ!」と、洗濯機の「重要性」が急速に上がり、新しい洗濯機を探し始めるだろう。

ネットで検索したり、家電店に行ったり、友人に聞いてみたり、メルカリで探したり、脳はクリエイティブにあらゆる方法を探そうとする。

これと同じ原理。

 

まずは「ゴールが達成している」というのが「当たり前の状態」に持っていく。これはありとあらゆる方法を使ってやる。

それから、現実に戻って「あれ?ないじゃん!探さなきゃ!」という状態にするのだ。

すると、RASが高速回転して動き始める。

これが「やり方が自動的に見つかる」原理。

 

お金持ちになりたければ、お金儲けの方法が自動的に見つかる。

痩せたければ、痩せるための方法が自動的に見つかる。

結婚したければ、結婚相手が自動的に見つかる。

それが、あなたが本来持っているRASという超優秀機能の仕組みである。

 

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