お手本を見つけよう。

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昨日は「そもそも目的(ゴール)が間違っていないか?」というテーマでお届けした。

それで、ゴールを見つけたらどうしたらいいか?

やってほしいのは「お手本を見つけること」である。

自身のゴールを「すでに」達成している人、またはそれに近い人を見つけて、「観察」すること。

この際、大事なのは論理的に考えるのではなく、ただただ「観る」こと、「感じること」である。

 

例えば、プロ野球元中日ドラゴンズの立浪和義選手は、高卒1年目からレギュラーとして活躍。

その後、プロ野球日本記録となる最多二塁打(487本)を達成した。

この記録は、あの王貞治氏や野村克也氏、落合博満氏などの歴代名選手を超える大記録。

 

その立浪さんは著書『勝負の心得(産業編集センター)』にて、こう語っている。

「プロに入ってからは、自分と似たタイプの選手でお手本となるような人を見つけてはよく観察するようにしていました。

打席に入っている時とは限りません。ネクストバッターズサークルに入って準備している時なども、参考にできるところはありました。

タイミングを合わせながらバットを振っているだけに見えるかもしれませんが、あの場所では特に自分が意識している動きを確認している選手が多いのです。

そういった準備中の動きを観察すると、意識しなければならないポイントがよく分かります。」

『勝負の心得(立浪和義著・産業編集センター)2020年』より引用

ポイントは2つ。

1つ目は「自分と似た人」を探すこと。

自分と似ていない人を参考にしてはいけない。

例えば、ビジネスで成功したいなら、自分が「望む結果」を手にしている人を参考にすることだ。

ビジネスの成功と言っても千差万別。

大会社を創って上場させて成功させた人もいれば、ビジネスを創って早期にバイアウトして成功した人もいる。

大人数の会社もあれば、1人~少人数ベースの会社もある。似たモデルを探さないと、潜在意識が「苦痛」を感じてしまい、なかなか成果が出なくなってしまうので注意が必要だ。

 

2つ目は「観察」すること。

立浪和義さんも「観察」と言っている。「分析」ではない。

分析すると、とたんに論理脳が働いてしまい、物事を難しく考えがちだ。

そうではなく、まずはただただ「観察すること」が大事になってくる。

もっというと「感じること」と言い換えてもいい。

立浪さんの面白いところは、プレーだけでなくネクストバッターズサークルの「準備中」までも観察していたことだ。

さすが超一流は目の付け所が違う。大変参考になる。

また、観察の際、体の動きや言葉の使い方などを真似するのも良い。

ゴール達成の「臨場感」が高まってくるだろう。

 

その人の著書などがあればぜひ読んでみよう。

今の時代はYoutubeで動画がアップされている場合もある。

動画は臨場感を高めるのに適した媒体。ぜひ活用しよう。

繰り返しになるが、注意すべきは「感じること」である。

「判断すること」ではない。

「ああ、自分には能力が足りない。」とか「自分には向いてない。」と勝手な判断はしないこと。

 

私事で恐縮だが、現在、将棋にハマっている。

特に日本将棋連盟公認『将棋ウォーズ』を愛用している。

それでよくやっていることは、Youtubeで実力者たちの動画を観ることや、アプリ内で有段者たちの対戦を観察すること。

分析するのではなく「うわ~すごいなあこの人たち」「面白い手があるもんだなあ」と、ただただ「観察する」「感じる」ということだけをやっている。

動画だと「独り言」や「解説」も入っているのでとても参考になる。

自分も口ずさんで真似てみたりしている。

 

あとは、「リズム感」「スピード感」なども感じるようにするのよい。

できるできないは関係ない。

誰しも子供の頃に「ごっこ遊び」をしたことがあると思う。

あのような感じで、なんの制限もなく、遊びながらやることが大事。

ゴール(目的)が見つかったら、このようにまずは「お手本を見つけること」

そうすればゴール実現の確率が高まったり、速くなるだろう。

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