国の債務が1000兆円超え。でも、余裕の理由。

国の借金「長期債務残高」が2021年度末で1017兆1千億円になったそうです。

(引用元:共同通信『国の長期債務が初の1000兆円超え』2022/05/10)

こういう記事を見ると、「国の借金1000兆円?大丈夫か?返せないんじゃないの?破綻するんじゃないの?」と不安に思う人がいます。

不安をあおるのがメディアの商売ですから、そう感じるのも致し方ありません。

しかし、実のところ、国は痛くもかゆくもないのです。

なぜ?

よく考えてみてください。

最近、円安インフレが進んでますよね?

例えば、ドル円が100円→130円になったということは、シンプルに約30%目減りしたということです。

ドル円が100円の時。

アメリカで100ドルの物を買うとしたら、10000円で買えました。

でも、今は違います。

ドル円が130円となったので、アメリカの100ドルの物を買うとなると、13000円も必要になります。

3000円も余分に払わないといけなくなったのです。

要するに、日本円は「約30%価値が目減りした」ということです。

 

では、借金はどうか?

10年前に10000円を借りたとします。

でも、10年経った今も「10000円を返せばいい」としたらどうでしょう?

え?

円の価値が約30%ダウンしたんですよね?

でも、10000円を返すだけでいいんですか?

いいんです。

これが国の借金の仕組みです。

 

国の借金は1000兆円ですが、実は円安インフレで価値は目減りしていて、実質700兆円ぐらいという計算になります。

厳密にはもっと細かい計算が必要ですが、数式とか出すとわかりづらくなってしまうので、わかりやすくシンプルに概念のみをお伝えしています。

これ、すごいことですよね?

考え方を変えると、「借金した者勝ち」ということになります。

そして、肝心なことは「キャッシュ(現金)を持ってる側の人は、常に負け組になる」ということでもあります。

逆を言えば、借金した者は勝ち組。

要するに政府は勝ち組ということでもあります。

 

では、どうすればいいか?

インフレと共に価格が上がっていく「資産」に変えておくことがセオリーです。

例えば、現金を株や物などに変えておくことです。

株は基本的にはインフレに強いです。もちろん、銘柄にもよりますが。

それと、物はわかりやすいですね。どんどんインフレ時の物価は上がっていきます。

ちなみに、私が運営している私塾では、数年前から「ロレックスを買いなさい」と言い続けていました。それで買った人はみんな何もしなくても勝ち組になっています。

中には3倍、4倍に値上がりした人もいます。

ところが、今はロレックスの店舗に行っても全然買えません。品がないのです。

買えないどころか、お店にも入ることができないぐらいの人気になってしまいました。

国の借金が1000兆円のニュースを見て、改めて、キャッシュはトラッシュ(ごみくず)だなと思った次第です。

社長は稼ぐことが仕事です。

が、稼いだ富の価値を失わないことも大切な仕事です。

せっかく稼いでもインフレで価値が目減りしたら努力も水の泡になります。

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