債券クラスはいつ買えばいいか?

お金の話

資産形成は「ポートフォリオ運用」が基本セオリーです。

ポートフォリオというと難しく考えてしまうかもしれません。

なので、ポートフォリオではなく「チーム」と言い換えるとよいかもしれません。

 

将棋でも、飛車や角、金、銀、桂馬、香車、歩など、さまざまな駒を使って、相手玉を攻めますよね?サッカーや野球などのスポーツも様々なポジションがあります。ゴルフもドライバーやアイアン、パターなど様々なクラブがあります。

資産形成もまったく同じです。さまざまなキャラを使って、全体的に攻めることを考えます。

例えば、株式オンリーで運用するのではなく、債券や不動産、コモディティなどを加え、「チーム」で運用するイメージです。

そうすることで、それぞれの特性を活かして、資産全体を浮上させることが可能となります。

 

そして、本日も社長さん向けに資産形成コンサルティングをしている中で、とても良い質問がありました。

「株はなんとなく暴落した時に買うとよさげなのはわかります。

おかげさまでコロナショックはとてもいい購入タイミングになりました。

ですが、債券クラスはいつ購入するのが望ましいでしょうか?」

これに対し、こう回答させていただきました。

 

「考え方としては2つあります。

1つは、タイミングを読まないこと。

そもそも、いつが買い時で売り時か?は予測不可能の前提で戦略を取るのです。

ちなみに、投資の神様であるウォーレンバフェットもこう言っています。

「株式市場の動向も、経済、金利、選挙の動向も予想しようとするな。

(『バフェット・バイブル: 本物だけを見抜き富を築く最強投資家の言葉(ロバートLブロック著、夏井幸子訳・徳間書店)』p119より引用)

なぜ、ウォーレンバフェットがこう言うのでしょうか?

予想を元にして投資をしても仕方がないからです。

だから、一度に狙って買うのを避けます。

買うタイミングを分散させて、継続的に購入するのです。

安い時に買えるかもしれませんし、逆に高い時に買ってしまうかもしれません。

 

でも、全体的に見れば、結局は価格は平均化されます。

これをドルコスト平均法と言います。

タイミングなどそもそも読めない。

それを前提に考えて運用する方法です。

 

もう一つは、株価が全体的に高い時に買う方法です。

相対的に見て、株価が高い時には、国債などは安くなる傾向にあります。

もちろん、絶対ではありませんが。おおむねそういう傾向にあるということです。

それを狙って、全体的に株式クラスが高そうな時、国債などは不人気になりますので買うやり方です。

ただし、先ほども言いましたが、そもそも、高いか?安いか?などは、残念ながら的確に当てることが難しいです。天才を持ってしても見誤ってしまうのが株式市場です。

なので、よほどの自信がない限りは、タイミング分散して継続購入するドルコスト平均法をお勧めしています。

そうすれば、大勝ちは狙えませんが、送りバントを絡めて1点ずつ着実に取るように、小勝ちを積み重ねることは可能です。

もちろん、これとて絶対ではありませんが、確率論でいえば、かなり勝ちやすいロジックと言えます。」

以上、参考になれば幸いです。

作野裕樹プロフィール
株式会社レジェンドプロデュース、株式会社創伝社の代表取締役。自ら会社を経営し、資産形成していく中で「巷の一般的な資産形成法は会社員向けばかりで社長向けではない」と実感し、忙しい社長や自営業者向けに本当に役立つ資産形成戦略について情報発信中。ファイナンシャルプランナー。愛知県名古屋市出身。全国賃貸住宅新聞社『家主と地主』にて自営業者のための確定拠出年金戦略についてのコラム連載執筆経験を有する。
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