奇襲戦法「端角中飛車」にやられる。

将棋

昨日の『将棋クエスト』なぜか中飛車をやる相手が多かった。最近流行りなのか?

特に厄介なタイプがいて、端に角を置いて攻めてくる。

気づくと真ん中5筋が集中砲火で大変なことになってしまうのだ。

ゴキゲン中飛車とも違う?

ということで、調べたところ、どうやら『端角中飛車』という奇襲戦法らしい。

また奇襲戦法か…

 

余談だが、私は奇襲戦法が嫌いである。

なぜか?

小手先の奇襲戦法をやったところで本当の棋力は磨かれないと考えているからだ。

経営で言えば「戦術」のようなもの。長期的に見た「戦略」とは違う。

野球の方がわかりやすいだろうか。例えばピッチャーが小手先の変化球を覚えるようなもの。相撲でいえば「猫だまし」のようなものだろうか。

そんなものは一時的にはしのげるかもしれない。が、長い目で見たら本当の実力がついているわけではないので、伸び悩むだろう。

それよりは、きちんとした「基礎」や「土台」を身につけるほうがいい。

 

また、奇襲戦法をやられた相手はどう思うか?将棋を覚えたての初心者は奇襲戦法でコテンパンにやられたらどう思うか?

きっと「将棋が面白くないもの」「つまらないもの」と感じてしまうだろう。

現に奇襲戦法をやられてケチョンケチョンにされ、将棋がつまらないと感じてやめてしまった友人がいる。

私としては多くの人に将棋は「楽しいもの」「面白いもの」と感じてもらい、将棋人口が増えてほしいと考えている。

将棋が一種の「教養」となり、「共通言語」のようなものとして、メンバーと共有できれば、政治や経済から日常生活まで、様々なパフォーマンスアップが実現できるだろう。例えば西洋ではシェイクスピアのような存在である。

 

私が思うに将棋は「協奏曲」のようなものだ。ジャズやサルサダンスの即興のようなものかもしれない。

相手との対話であり、相手と作り上げる作品や物語のようなもの。

奇襲戦法は、それを強制的に遮断しているかのようにさえ感じる。

まあ中には奇襲戦法で勝利の味をまずは覚えようという人もいるかもしれない。が、そのような独りよがりの考えでは、将棋に限らず実社会でも苦労するだろう。

会社やお店も小手先の心理操作で一時的にお客さんを獲得しても、長い目で基礎力が磨かれていなければ、すぐに飽きられてしまうだろう。

浦島太郎が実力を勘違いしてしまい、後の人生で苦労したのと同じ原理だ。

 

ちなみに、現在『将棋ウォーズ』の方は1級で、対戦相手は初段や時に二段の有段者と当たったりするが、ほぼ奇襲戦法を使う人間は皆無だ。そのあたりのフェアネス精神というか、相手に勝つことではなく、己に勝つことが目的の人が多いからだろう。

とはいえ、『将棋クエスト』の方は現在3級なので、「端角中飛車」などの奇襲戦法を使う人間が一定数いる。対策を立てて撃退するしかあるまい。それはそれで楽しみたい。

 

作野裕樹プロフィール
2003年~元祖ステップメールのアスメル運営。『宇宙イチわかりやすいネット起業の鉄則(SBクリエイティブ)』著者。(株)レジェンドプロデュース代表取締役。
「趣味もビジネスも味わい尽くす」がモットー。将棋が大好きで日本将棋連盟公認『将棋ウォーズ』初段。他、ピアノ歴3年。プロ野球好き。
将棋 戯言
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