谷川浩司著書『構想力(角川oneテーマ21)』感想。

谷川浩司 ゆる書評

将棋棋士、谷川浩司氏の著書『構想力 (角川oneテーマ21)』を読んだ。

谷川浩司氏といえば21歳で将棋史上最年少名人で有名だ。

そんな偉業を成し遂げた谷川氏の構想力を学びたくて読んだ一冊。

将棋とビジネスは通ずるものが多々ある。例えば、「先読み力」など。Aという打ち手を打ったら、次はどうなるか。B1,B2,B3となり、B1からC1,C2,C3となり・・・などと様々なシナリオの予測をして対策を立てていく。

将棋初心者は行き当たりばったりで指すが、上級者になるほどあらかじめシナリオを「構想」して指すようだ。私も最近、将棋にハマっており、今月から日本将棋連盟公認アプリ『将棋ウォーズ』に取り組んでいる。やっとのことで約4週間で2級まで来たが、まだまだ行き当たりばったり感が否めない。「構想力」なんてとてもじゃないが発揮できていない。

しかし、今後、1級、初段と目指していくにつれて、上級者が持ち合わせている構想力を磨いていかねばなるまい。これはきっとビジネスや投資にも活かせるだろうと考えている。

本書はそういった構想力の磨き方を学ぶことができる良書だ。が、私が最も学んだ点は、谷川氏が経験した「40代からの生き方の指針」だった。

21歳で最年少名人となったが、それから羽生善治氏という強烈なホープが登場。メディアはこぞって羽生氏を取り上げ、40代を超えた谷川氏はどちらかというと脇役や敵役とさえ取り上げるようになった。人間という生き物だから致し方ないともいえる。どうしても若手を重宝しがちだ。

そのような中、谷川氏はどのようなメンタリティで対処していったか?また、40歳を越えればどうしても肉体や記憶力などの能力も衰える。スポーツでいえばパワーやスピードで勝負できなくなってくる。そんな中、若手にはないどのような強みを活かしていったか?そのあたりが大変勉強になった。

将棋ファンはもちろんのこと、40代、50代とビジネスの中ではベテランとも言われる立場になった人、いわゆる勝負の仕方を否が応でも変えなければならない年齢に差しかった方々にも『構想力 (角川oneテーマ21)』は読んでいただきたい一冊。

作野裕樹プロフィール
2003年~元祖ステップメールのアスメル運営。『宇宙イチわかりやすいネット起業の鉄則(SBクリエイティブ)』著者。(株)レジェンドプロデュース代表取締役。
「趣味もビジネスも味わい尽くす」がモットー。将棋が大好きで日本将棋連盟公認『将棋ウォーズ』1級。他、ピアノ歴3年。プロ野球好き。好きなお酒は焼酎。
ゆる書評 将棋
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