顧客密着ビジネスが生き残る時代。

経営のお話

コロナウィルスが猛威をふるっていますね。

そのような中、しっかりと利益を増やしている会社もあります。

異業種から買い物代行へ 顧客ニーズにあわせて
(引用元:FNNオンライン)

記事によると、

メガネや補聴器を提供する「メガネスーパー」は、感染の拡大を受け、4月上旬からメガネなどの訪問販売や修理の際に、買い物の代行も行うサービスを開始した。

とのことです。

スモールビジネスの利益アップを実現するための良いヒントになるのではないでしょうか。

 

ただし、動画や記事を探っていくと、大切な戦略キーがあることがわかります。

それは以下の通り。

「もともとメガネや補聴器の出張サービスを行っていて、ご高齢者施設または自宅に向かって、お店同様のサービスを展開してきた。そのようなインフラがあるので、スムーズに新しいサービスを導入することができた」(記事中引用)

まさに、これからスモールビジネスが生き残るための「お手本」のような戦い方です。

スモールビジネスの勝ち方のセオリーは「接近戦」です。逆は「遠隔戦」です。

接近戦とは、顧客にできる限り近づく戦い方です。

例えば、メガネや補聴器の出張サービスは顧客に直接商品やサービスを訪問して届けることですから、最高の接近戦です。

逆に遠隔戦とは、顧客と遠い距離での戦い方です。例えば、メガネや補聴器のネット販売などは「遠隔戦」です。

 

接近戦のメリットは顧客ニーズや情報が事細かに得やすい利点があったり、心理的距離も近くなるので、ついで買いなどで購買単価をアップさせやすい点などがあげられます。

また、心理的つながりも強くなるので、ライバルにお客さんを奪われにくいというメリットもあります。

遠隔戦はこれらの逆ですね。

ただし、接近戦にもデメリットもあります。それは直接訪問する分、コストがかかるということです。時間的拘束も長くなることもコストデメリットになります。

ですから、必然、「訪問エリアを絞る」など、地域密着型の展開を取る必要が出てきます。でないと、コスト割れしてしまいますので。

 

そして、これからの時代、スモールビジネスが生き残るには、まさにこの「接近戦」ができるかどうかにかかってきます。

なぜなら、21世紀はモノが有り余っているからです。お客さんはきめ細かな商品やサービスを求めており、大手企業など均一化された商品やサービスに飽き飽きしているのです。

かといって、大手企業が接近戦をやろうとすると、必要な客数を獲得することができずコスト割れになってしまうので、なかなかやりたがりません。既存売上と共食い状態を起こし、利益を食いつぶしてしまいますしね。

この「スキマ」を「接近戦」によって満たせるのがスモールビジネスの長所であり、存在意義です。

 

今まで、接近戦によって強固な顧客関係を結んでいる社長さんは、ぜひ、この機会に商品やサービスラインナップを付加することで単価アップを図ることを検討していきましょう。細かく観察していくと、コロナショックによって、色々と新しいニーズが生まれていることに何らか気づくはずです。

もし、今まで接近戦をやってこなかった社長さんは、この機会を良い転換期ととらえ、顧客にできるだけ近づく「接近戦」の概念を取り入れ、強固な顧客関係を結んでいく戦い方をお勧めします。

※当然ながらこのコロナ自粛期には「3つの密」を避けるなどの配慮は必要です。

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