アフターコロナは元の景色には戻らない。コロナ情報2/29~3/31まとめ

お金の話

【コロナウィルス正常化?】2020/2/29

『紀伊民報』ニュース記事によると、

「医師や入院患者らが相次いで新型コロナウイルスに感染した済生会有田病院(和歌山県湯浅町)について、県は25日、現在院内に勤務する職員や入院患者ら全員の検査が終了し、全員の陰性を確認したと発表した。」

https://www.agara.co.jp/sp/article/49147

とのこと。

ここポイント→「最初にすぐ決断をして、外来受け入れ停止などを要請したが、病院がそれを受け入れ、その中で最善を尽くしてくれたことが良かった。」

これはコロナウィルス正常化の一つのケーススタディ。

一番怖いのは、いまだに多くの人が「軽視」していること。

名著『空気の研究(山本七平著書)』にもあるが、第二次世界大戦で日本が「最悪」の事態になるまで、なぜ決断できなかったのか?

(こういう危機時に日本人はどう思考し、取り返しのつかない事態に向かうのか?パニックを避け、適切な打ち手を打つためにも非常に参考になります。初心者には入門がオススメです。)

現代の私たちからすれば不思議に思うだろう。

結論をいえば、日本人には「水を差すな」という国民性があるから。

例えば、新規事業ミーティングなどでみんなが「これ売れそう!」という雰囲気になったとする。

そこで、「それ欠点あるから売れるかなあ〜」などと言うと、「水を差すな」とか「空気を読め」などと敵視されてしまう。場合によっては村八分になってしまう。

そうすると、「意見」が言えない空気が醸成されていく。第二次世界大戦中の日本もまさにそのような雰囲気だった。

「このままだと日本は負けますよ」と口にするものなら、
「バカヤロー!不謹慎だ!口を慎め!」
と否定される。抹殺される。

「不安をあおるな!」
という意見が出ることもある。

これは日本人が「情報」と「感情」を同一視させる傾向があるから。本来は別で考えなければなりません。

「コロナウィルスやばいですよ」
→「バカヤロー!不謹慎だ!口にするからなるんだよ!ポジティブに考えてれば勝てる!気にしないこと!そうすればうつらない!」

第二次世界大戦中もきっと多くの人が同じことを口にしていたと思われる。

以下、『空気の研究』のダイヤモンドのまとめが参考になる。

「日本人の、感情移入という精神性はリスク管理で致命的な弱点となることがあります。自然災害や何らかの社会的問題が発生して、さまざまな情報が飛び交うとき、日本では「不安をあおるな」という指摘が登場することがあります。

リスク情報を大衆に知らせると、パニックを起こすのではないかという考え方で、あえて情報を隠蔽して一切教えず、結果として2次被害、3次被害と拡大させてしまう。」

https://diamond.jp/articles/-/188101

ちなみに、幕末のペリー来航時も庶民は似たような反応だった。

私たちからすれば、江戸時代にいきなり黒船が来て、大砲を打ち込んできたら「ヤバい!」と思いそうです。

ところが、そうではなく「花火」に見立てて楽しんでいたとのこと。

多くの庶民にはまったく危機感がなかったのですね。

黒船の話題が浦賀から江戸まで瞬く間に駆け抜けていく中、号令や合図として数十発の空砲が放たれました。事前に幕府に発射通告はされており、江戸市民にもその旨が伝えられていましたが、最初の空砲の音に江戸の町は大混乱。しかし、空砲であることがわかると市民はこの音を花火がわりに楽しんだといいます。庶民の間では、黒船来航時の様子を詠んだ狂歌も話題になりました。

「泰平の眠りを覚ます上喜撰(じょうきせん)たつた四杯で夜も眠れず」
上喜撰とは高級緑茶の銘柄のこと。当時は船を「1杯、2杯…」と数えたことから「4杯の高級緑茶を飲んだだけで夜も寝られないほどになる」という意味と「4隻の黒船が来ただけで夜も寝られないほど、国内が大騒ぎになっている」という裏の意味とをかけて揶揄しています。意外にも呑気な庶民の様子がうかがえますね。

出典元:https://rekijin.com/?p=27450

今回のコロナウィルスも同様です。まだまだ危機感を感じていない人が多いように感じます。

今なら拡大を防げる可能性はあると思っています。

そのためにはまず日本人の多くの「軽視」認識を改めること。

そして、行動面では「接触」の量と質を可能な限り減らしていくことだと私は考えます。

取り返しのつかないことにならないことを願います。

【コロナウィルス「自然終息」の期待は薄い。】2020/3/7

「夏になれば自然終息」は間違い WHO、過度な期待を戒め』(共同ニュース)

やはり、先日個人facebookでは投稿したのですが、「自然終息」の期待は薄いですね。

しかしながら、なぜか「自然終息=神風」が吹くと思い込んでる人が多いです。

「過去のインフル(SARS等)がうまくいった→だから今回もうまくいく」
という因果は一切ありません。

「コインを投げて表が出続けた、だから今回も表だろう」って考えるのと同じです。これでも「風邪みたいなもの」と軽視している人が多いことに少々驚きます。

「若者や元気な人はかかっても死ないから大丈夫」と論じる人もいますが、これは言い方を変えると「お年寄りや病弱な人はかかって死んでもいい」と言ってるのと同意です。本人は気づいてないかもしれませんが。

もちろん、子供や若い人がかからない、重症化しないという保証もありません。新型なので今後変異する可能性もあります。

ちなみに、私の父は17歳の時に「肺炎」で亡くなりました。53歳でした。「肺炎」をなめてると間違いなく命にかかわります。

あと、「自粛してると経済が落ち込む」と論じる人もいますが、これは要するに人命より金が大事と言ってるのと同意です。お金は後から稼げますが、失った命は二度と帰ってきません。

どこかのタイミングで2〜3週間ぐらい強制外出禁止などドラスティックな対応をしないと、ダラダラ中途半端な自粛モードが続いてしまうでしょう。当然、長引かせれば死者も増えるのは自明の理です。

現時点で、個人でできることは、接触の「数」と「質(時間の長さや距離)」を可能な限り少なくすることです。それと、「危機意識」を共有するための情報発信も大事ですね。

【コロナ封鎖のために引きこもり力を高めよう。】2020/3/25

私ごとで恐縮ですが、オンラインの『MJ麻雀』で四段に昇格しました。NO課金です。

なぜ、このようなことをお伝えしたかったか?というと、コロナ時代の昨今、

「引きこもり力を高めたほうがいい」

ということをお伝えしたかったからです。

先日、東京都では小池都知事により「都市封鎖をほのめかす」発言がありました。

この「封鎖」「封じ込め」は、私も以前からブログやfacebookで発信している通り、現実的な対策として十分にありえます。そうでもして、一定の「成果(収束の可能性)」を出していかないと、社会が納得の落ち着きを得られないでしょう。やるかどうかはわかりませんが、可能性としては十分にありえます。

となると、食料などの「備蓄」は進めている方もすでに多いと思われます。

しかしながら、膨大な「余暇」をどう過ごすかの対策はどうでしょうか?これも今のうちからやっておかねばなりません。

仕事面は「オンライン化」や「テレワーク化」によって、おそらく、かなり生産性が上がります。いわゆる「クソ仕事」が減るからです。これはコロナウィルスによる良い副作用と言えるでしょう。

それで、有難いかどうかはわかりませんが「余暇」が増えます。人間が最も辛いと感じていることの1つかもしれません。人間はなんだかんだ「やること」がある時は精神を安定化させることができます。が、「何もやることがない」というのは大変に辛いことなのです。

例えば、私自身、学生時代に10個以上のアルバイトを経験しました。コンビニ、パチンコ、テレアポ、警備員、塾講師、家庭教師、引越し屋、日雇い労働、服屋の店員など、さまざまな仕事を経験しました。

その中で最も辛かった仕事は何か?

「肉体労働」は意外と楽だったのです。忙しいパチンコ店員とか、工事現場を解体したりする日雇い労働などは、肉体的には辛いですが、充実感もあり、あっという間に時間が過ぎていきました。

そして、最も辛かった仕事は何か?コンビニのレジ打ちです。これがもう限界レベルに辛かったのです。なぜなら、お客さんがいない間、ただボーッと突っ立ってるだけなのです。本や雑誌も読めない。テレビも見れない。その時代(1995年頃)は携帯電話もメール、いや、インターネットすら普及していませんから、本当にやることがない。暇すぎて暇すぎて気が狂いそうになりました。結果1ヶ月しかコンビニのアルバイトは続きませんでした。

ということで、人間が最も辛いことの1つは「暇な時間」です。何もすることがないのが耐えられない生き物。なので、「余暇対策」は今からやっておいたほうがいいでしょう。

私の場合は、オンライン麻雀はその一つです。ネットフリックスもいいですが、コンテンツは「消費」して、繰り返し楽しむことがしづらいので、麻雀のように何か繰り返し楽しめるものがいいですね。「人間相手」なので手数が無限にあり、無限に楽しめます。お金がかからないものなら尚良いです。

また、個人個人それぞれの引きこもり力を高めることは、結果として、社会を安定化させることにもつながりますので、本当に重要です。

【コロナ問題は危機の序章に過ぎない。】2020/3/29

昨日は主宰している「若手起業家・経営者のためのリベラルアーツ塾」である創伝塾の月例会をやりました。

コロナの影響もあるので初オンライン開催でした。最初はどうなることかと思いましたが意外とできるものですね。移動時間も移動費もかからないので今後も重宝しそうです。

さて、今回取り上げた課題図書は小説『サリエルの命題(楡周平著・講談社)』でした。

なぜ、この小説?理由は、まさに、コロナウィルス蔓延を「予言」しているかのような内容だったからです。

新型インフルエンザ発生、パンデミック、オリンピック延期、入国制限、マスク着用、スーパーや薬局に殺到など、これ小説なの?と感じるぐらいのリアルすぎる内容が2019年にすでに書かれていたのには驚きです。

これを元に、今後の社会、経済、金融がどうなるか?また、「世代」ごとに求められているスキルや能力、価値観とは何か?などをお話させていただくと共に、参加されたみなさんで知恵を深めていきました。

ちなみにお伝えしておきますが、脅すわけではありませんが、これは「危機」の序章に過ぎません。第二波、第三波の危機までも想定しておかねばならない状況です。

理由は、コロナウィルスが収まったとしても、「根本」解決が一切なされていないからです。私たちはそれに応じた対策を皆が協力しながら考え、対応していかねばなりません。

今後は、創伝塾に限らず、何らかの「協力体制」が取れる場を作っていきたいと考えているところです。各世代が力を合わせて危機時代を乗り越えられたら幸いです。

あと、3/7に「どこかのタイミングで2〜3週間ぐらい強制外出禁止などドラスティックな対応をしないと、ダラダラ中途半端な自粛モードが続いてしまうでしょう。当然、長引かせれば死者も増えるのは自明の理です。」ブログやメルマガにて書きましたように、いつ都市封鎖が行われても不思議ではない状況です。しっかり準備はしておきましょう。

【アフターコロナは元の景色には戻らない。】2020/3/31

先日の勉強会でもお話しましたが、そろそろ、私たちはアフターコロナの世界を想定しておかねばなりません。

まず元どおりの景色に戻るのか?それとも変わるのか?だが、もうこれは間違いなく「景色は変わる」と考えておいたほうがいいです。

その一つとして、「外国人との距離」があります。

例えば、コロナ前は外国人観光客であふれていました。移民政策も徐々に進み、東南アジア人などの留学生や労働者も以前に比べて増えていました。

ところが、新型コロナ終息後は、この外国人だらけの景色になるかどうかは極めて怪しいです。

なぜ?

元をたどれば、ウィルスの発生が中国という「外国」だからです。まあここは政治的にも賛否があり、議論の余地があるらしいですがそこは一旦置いておきましょう。

日本で発生していないことは明らかですし、アメリカやイタリア、スペイン、イギリスでもない。

しかしながら、各国が「外国」で発生したウィルスで苦戦しているという確かなファクトがあるわけです。

名指しで「中国だ!」とは現段階では言いませんが(まだ終息していないので言わない方が得策です)、まあ中国という「外国」から発生し、自国に多大な迷惑を及ぼしたのは疑いようのない事実です。

となると、今後、どのような世界が待っているか?

間違いなく「外国」との距離が遠くなります。

心理的にも物理的にも。

海外取引や海外旅行、海外留学、海外労働など、あらゆることが。

例えば、今後も新たなウィルスが発生することがあるかもしれません。SARS、エボラなど、度々ウィルスが発生しています。

特に今回の新型コロナウィルスは致死率というよりは「感染力」が激しく高い。こういうウィルスがまた登場したら、瞬く間に世界に混乱を及ぼします。

しかも、ワクチンがすぐに開発されなかったり、開発されても導入に時間がかかったり、何かと「対処」が大変です。

となると、現実的な戦略としては、「新たな侵入を防ぐ」ことが手っ取り早い。さっさと外国人が来るのを防げば、あるいは出るのを防げば、新たな問題は入ってきにくくなります。その間に、新薬開発するなど時間を取ることができます。

そう考えるならば、そもそも、外国人の行き来をしにくくする、減らしていく、距離を取るというのは現実的となってきます。

ということで、私たち経営者や投資家は、これらの「外国との距離が遠くなる」ことを前提とした戦略を想定していかねばなりません。

例えば、会社経営であれば、外国人客を前提としたビジネスはやらない、もしくは減らしていく。投資であれば、外国人客を前提としたビジネスへの投資はやらないか、全体のポートフォリオの比率を減らすなど。

また、今後は各先進国の「鎖国化」が進むと考えた場合、一見矛盾するようですが、一国でのビジネスや投資はハイリスクでもあります。

例えば、日本だけでビジネスや投資をした場合、もし、日本でウィルスが発生したら、各国が「ゲート」を閉じてしまうでしょうから、日本だけが沈没します。これは各国でも同様です。

となれば、少なくとも「資産」などは、海外に分散しておく、円だけでなく外貨資産も持っておくなどは戦略的にしておいたほうが良いでしょう。

ちなみに私の場合は、ドル資産で米国などの海外債券などを買っています。ありがたいことに今回のショックでも海外債券は大した影響はありません。分配金も変わらず定期的に入ってきていて安心材料となっています。このような資産分散は今後も重要となってくるでしょう。

また、これは資産だけでなく、個人の能力でも同様です。これからの時代は「専門的」能力では生き延びるのは難しい。言語なら複数、スキルも複数持っておくことが望ましいでしょう。

そういった意味で、今回のコロナ問題は、ポジティブな面に焦点を当てるとすれば、私たちに「見たくない現実」を見させる良い機会ともいえます。ぜひこの機会に今後の戦略を考え直していきましょう。

 

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