アフターコロナは元の景色には戻らない。

お金の話

先日の勉強会でもお話しましたが、そろそろ、私たちはアフターコロナの世界を想定しておかねばなりません。

まず元どおりの景色に戻るのか?それとも変わるのか?だが、もうこれは間違いなく「景色は変わる」と考えておいたほうがいいです。

その一つとして、「外国人との距離」があります。

例えば、コロナ前は外国人観光客であふれていました。移民政策も徐々に進み、東南アジア人などの留学生や労働者も以前に比べて増えていました。

ところが、新型コロナ終息後は、この外国人だらけの景色になるかどうかは極めて怪しいです。

なぜ?

元をたどれば、ウィルスの発生が中国という「外国」だからです。まあここは政治的にも賛否があり、議論の余地があるらしいですがそこは一旦置いておきましょう。

日本で発生していないことは明らかですし、アメリカやイタリア、スペイン、イギリスでもない。

しかしながら、各国が「外国」で発生したウィルスで苦戦しているという確かなファクトがあるわけです。

名指しで「中国だ!」とは現段階では言いませんが(まだ終息していないので言わない方が得策です)、まあ中国という「外国」から発生し、自国に多大な迷惑を及ぼしたのは疑いようのない事実です。

となると、今後、どのような世界が待っているか?

間違いなく「外国」との距離が遠くなります。

心理的にも物理的にも。

海外取引や海外旅行、海外留学、海外労働など、あらゆることが。

例えば、今後も新たなウィルスが発生することがあるかもしれません。SARS、エボラなど、度々ウィルスが発生しています。

特に今回の新型コロナウィルスは致死率というよりは「感染力」が激しく高い。こういうウィルスがまた登場したら、瞬く間に世界に混乱を及ぼします。

しかも、ワクチンがすぐに開発されなかったり、開発されても導入に時間がかかったり、何かと「対処」が大変です。

となると、現実的な戦略としては、「新たな侵入を防ぐ」ことが手っ取り早い。さっさと外国人が来るのを防げば、あるいは出るのを防げば、新たな問題は入ってきにくくなります。その間に、新薬開発するなど時間を取ることができます。

そう考えるならば、そもそも、外国人の行き来をしにくくする、減らしていく、距離を取るというのは現実的となってきます。

ということで、私たち経営者や投資家は、これらの「外国との距離が遠くなる」ことを前提とした戦略を想定していかねばなりません。

例えば、会社経営であれば、外国人客を前提としたビジネスはやらない、もしくは減らしていく。投資であれば、外国人客を前提としたビジネスへの投資はやらないか、全体のポートフォリオの比率を減らすなど。

また、今後は各先進国の「鎖国化」が進むと考えた場合、一見矛盾するようですが、一国でのビジネスや投資はハイリスクでもあります。

例えば、日本だけでビジネスや投資をした場合、もし、日本でウィルスが発生したら、各国が「ゲート」を閉じてしまうでしょうから、日本だけが沈没します。これは各国でも同様です。

となれば、少なくとも「資産」などは、海外に分散しておく、円だけでなく外貨資産も持っておくなどは戦略的にしておいたほうが良いでしょう。

ちなみに私の場合は、ドル資産で米国などの海外債券などを買っています。ありがたいことに今回のショックでも海外債券は大した影響はありません。分配金も変わらず定期的に入ってきていて安心材料となっています。このような資産分散は今後も重要となってくるでしょう。

また、これは資産だけでなく、個人の能力でも同様です。これからの時代は「専門的」能力では生き延びるのは難しい。言語なら複数、スキルも複数持っておくことが望ましいでしょう。

そういった意味で、今回のコロナ問題は、ポジティブな面に焦点を当てるとすれば、私たちに「見たくない現実」を見させる良い機会ともいえます。ぜひこの機会に今後の戦略を考え直していきましょう。

 

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