生まれたてのベビー事業をすぐに評価しない。

経営のお話

昨日、「道は自らでつくる」という記事を書きました。

こういった不況こそ、新商品開発や新規顧客開拓など、積極的に「道」を自ら作っていくべきです。

しかし、気を付けなければならないことがあります。

それは成果の「判断」を早期にしないことです。

例えば、「よし!やるぞ!」と意気揚々と新商品開発や新商品の仕入れを考えるとします。

ところが、調べれば調べるほど「なんかうまくいかないかも・・・」とネガティブに考えてしまうことがあります。

また、知り合いや専門家に「すごいアイデアを思いつきました!」と話しても、キョトンとした顔で「ふーんそれで?」と冷たい対応をされて落ち込んだりすることもあるでしょう。

せっかくリリースしたものの、予想以上に売れなくて凹むこともあるかもしれません。

でも、そういう時ほど待ってください。早期に成果の判断しないようにしましょう。

人はどうしても初期のリールを完成した映画と比べてしまう。

生まれたてのものに、完成品と同じ基準を当てはめてしまう。

作品が早すぎるタイミングで判断されないように、子どもたちを守る必要がある。

(『ピクサー流 創造するちから(エドキャットムル・エイミーワラス著書/ダイヤモンド社)』より引用)

これは『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ニモ』『カーズ』『カールじいさんの空飛ぶ家』などなど、数々のヒット作品を生み出したピクサー創業者による著書に書かれた言葉です。

意訳すると以下の通り。

新しい作品を創ろうとすると、どうしても「既存の名作」などと比較しがちです。そうすると、「なんだか物足りない」とか「とても貧相な作品だ」と早期に判断してしまいがちです。

そうではなく、新しいアイデアはゆっくりじっくりあたたかく育てていく気持ちが大切だということです。でなければ新規事業はなかなか戦力にまで育ちません。

これは新規ビジネスや新商品も同様です。早期に「既存ビジネス」や「過去の経験」などと比較しないことが大切です。

例えば、私の場合、ステップメールのアスメルというビジネス立ち上げ初期は、ほとんど評価されませんでした。「使い放題無制限?そんなのうまくいかない」「安すぎるんじゃない?事業になるの?」など、さまざまな批判も受けました。

でも、その後、業界トップクラスの会員数17,000ユーザーを突破し、2003年創業以来なんだかんだ2020年現在17年継続できています。もしも、初期段階で早期に評価判断していたら、今の成果はなかったでしょう。

新しい生まれたてのアイデアはじっくりゆっくりあたたかく育てていくことが大切なのです。

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