『華麗なるギャッツビー』を見て「執着」を捨てることを学ぶ。

昨日、レオナルド・デカプリオ主演の『華麗なるギャッツビー』を見てきました。そこで、感じたこと。それは、「執着」を捨てることの大切さです。
主人公のギャッツビーは誰もがうらやむ億万長者。人生、順風満帆に見えます。しかし、どこかうまくいっていない様子が漂います。実際に人生が狂い始めます。人生が楽しめないキッカケ、または、人生が狂い始めるキッカケ。それが「執着」です。
「自分」への執着。
「他人」への執着。
「恋人」への執着。
「お金」への執着。
「モノ」への執着。
「住まい」への執着。
「過去」への執着。
「未来」への執着。
などなど。
それらが、人生を満たさないキッカケだったり、人生を狂わせるキッカケとなります。執着しないことこそが、人生のテーマだと、映画『華麗なるギャッツビー』から感じました。
執着を捨てると、実際に脳は活性化し、パフォーマンスは上がります。スポーツでも音楽でも仕事でも恋愛でも、だいたい過去のミスにとらわれるとパフォーマンスが落ちてしまいます。大事なのは「今」ですが、なかなか忘れられず、「ああしとけばよかった」などと執着し、ゾーンに入るのを逃してしまいます。
これなどは「過去」への執着でしょう。過去は起きてしまったことなのだから、そこに執着しても仕方がありません。起きた事実は変えられないのですから。
反対に、過去に執着するのではなく、「今」「ここ」「この瞬間」に集中すると、脳は活性化し、パフォーマンスが上がります。ゴルフをやっている時に、過去に執着するのではなく、「今できること」に集中すると、不思議と調子が上がってくるのです。
ビジネスも同じです。「今」目の前にいるお客さんをどうハッピーにするか?に集中する。プライベートだって同じです。「今」目の前にいる人をいかにハッピーにするか?に集中する。それが、恋人であれ、友人であれ、家族であれ、一期一会の出逢いであれ。
本当に大事なのは「今」なのです。そんなカンタンなことではありませんが、執着を捨てることは人生の大事なテーマです。自分自身まだまだ全然できていません。心にかみしめて生きていきたいと思います。
-
前の記事
2012年2月第12回ゴミ拾いイベント終了 2012.02.26
-
次の記事
映画『危険なメソッド』を観て。 2015.04.16