戦う人生をあきらめてみる。

映画好きの小言

昨年からNetflixをよく観ています。

最近観たドラマは『フォロワーズ(followers)』。

一言で言うと、めっちゃ面白いドラマです。

本作は「売れない若手女優なつめ」と「大成功した女性写真家ナラリミ」を軸に進んでいきます。

これから「成功したい!」って思う若者には、売れない若手女優なつめがどうやって芸能界で成り上がっていくのか?を観るのはきっと楽しいものだと思います。

壁にぶつかりながら、既得権益や権力とぶつかりながら、派手な生活を夢見ながら、日々努力精進して乗り越えて成功を手にしていく。そんな様はチャレンジ精神旺盛な若い人が観たら勇気が出るかもしれません。

しかしながら、対極的というか「成功を収めた側」の位置付けとして、大成功した写真家ナラリミの存在も見逃せません。

芸能界でも脚光を浴び、賞賛や尊敬を得まくっている大成功した女性写真家・・・

にも関わらず、「意外と辛い人生を送っている」というのも味わい深い。そこに「成功」に対する「違和感」を感じたりもするわけです。

で、なんで違和感を感じるのか?というと、それはきっと「終わりなき戦いの人生」を繰り返していることが垣間見得るからでしょう。

仏教でいう「修羅道」の人生です。修羅道とは仏教が表す6つの世界の一つ。ざっくりいえば、「戦って戦って戦いまくる人生」です。苦しみもありますが、それを乗り越えると充実感を得ることができます。

が、捉え方を間違えると「餓鬼道」の人生にもなってしまいます。餓鬼道とは、得ても得ても、一向に満ち足りない人生です。

で、ドラマ『followers(フォロワーズ)』もそうで、一見「幸福」そうに観えますが、永遠に「戦い」から抜け出せない修羅道、あるいは餓鬼道に観えてしまうのです。

まあその辺りの問題提起をするという意味で「アート」であり、また人によって捉え方が変わるのも「アート」でもあるわけなので、存在意義がとてもある作品だと思います。

昨今はコロナウィルスが猛威を振るっていて大変ですが、これは考え方を変えれば「価値観」を問う良い機会とも取れます。人生とは何か?幸福とは何か?家族とは何か?友人とは何か?仕事とは何か?お金とは何か?などなど。

色々、「見つめ直す」機会になったりします。まあ人間こういうキッカケでもないと、なかなか深く人生を洞察することはありません。

コロナウィルスの終息が未だ観えてこない不安定な日々ですが、こういった機会に『followers(フォロワーズ)』などを観て人生を見つめ直すのはいかがでしょうか。

プロフィール
さくのひろき(作野裕樹)
元祖ステップメール®のアスメル®創業者。株式会社レジェンドプロデュース(2003年設立)代表取締役、株式会社創伝社(2014年設立)代表取締役。ビジネスプロデューサー、投資家、コーチ。
京都芸術大学、芸術教養学科在学中。米マサチューセッツ大学、経営大学院(MBA)中退(2017~2020)。黒竜江中医薬大学日本校卒、認定中医気功師(2015)。公益社団法人日本心理学会認定心理士(2014)。愛知大学法学部卒業(2001)。
趣味はピアノ、映画鑑賞、麻雀など。
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