『銀行員はどう生きるか(波川攻著書/講談社現代新書)』読了。

銀行員はどう生きるか(波川攻著書/講談社現代新書)』を読みました。

銀行業界の行く末を知りたくて、読みました。

「銀行員向けかな?」と思い、あまり期待しないで読んだのですが、結果、とてもよかったです。

銀行員向けというより、銀行業界、そして、最近話題の「フィンテック」に関する知識が高まる本です。

フィンテック関連は、これから起業する人、若手起業家などにはビッグチャンスです。

今までの金融の流れを大きく変えます。そこに食い込むことができれば面白いことになると思います。

しかしながら、そのためには銀行業界を知っておく必要がありますよね。そのために最適な一冊です。

 

そして、チャンスをにおわせる箇所が『銀行員はどう生きるか(波川攻著書/講談社現代新書)』本文中にもありました。

資本力という面では、依然として圧倒的に優位な既存の大手銀行が、フィンテック・プレーヤーを次々と買収しているように、このようなデジタル銀行もやがて買収されるのかもしれない。(p147より引用)」

要するに、フィンテック系のベンチャーは銀行業界にとって、脅威ではあるが、買収して味方にしてしまうこともあるということ。

これは、ベンチャーやスタートアップにはチャンスかもしれません。

フィンテック関連で何かサービスを作り、メガバンクに高値で売却する、というシナリオも描きやすい時代になりました。

メガバンクに限らず大企業は官僚体質のため、リスクを取りたがりません。イノベーティブな事業立ち上げには向いていないのです。

なので、リスクを恐れず立ち向かうベンチャー起業家が、大企業やメガバンクの代わりにイノベーティブな事業を立ち上げくれるのは大変ありがたいわけです。

起業の「出口」をイメージする、もしくは、シナリオを複数用意するということは起業家にとっては非常に重要です。

 

さて、『銀行員はどう生きるか(波川攻著書/講談社現代新書)』を読んでみると、ずいぶん印象が変わるのが、「銀行員のイメージ」です。

銀行員というと、一昔前は「安定した職業」の代表格でした。

が、情報革命が進んだ現在はそうではなくなってきていますね。

本書を読むといかに銀行業界が厳しいかがよくわかります。

銀行業界の未来を知りたい人、フィンテック関連事業で一旗揚げたい人におススメの一冊です。

銀行員はどう生きるか(波川攻著書/講談社現代新書)』

目次

第1章 メガバンク「大量人員削減」の衝撃
第2章 激変する銀行員人生
第3章 米銀の現状に見る邦銀の未来
第4章 フィンテック時代の銀行
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