「外貨建て保険」の苦情が殺到しているそうです。

本日の産経新聞ニュースによると、

「外貨建て保険」苦情6年で4倍 リスク開示不十分

だそうです。

外貨建て保険など、外国の投資案件(外国株や外国不動産 など)って確かに利回りは魅力的だったりします。

が、為替リスクがあるんですよね。

例えば、1ドル100円の時に、30万ドルの米国不動産を購入したとします(為替手数料などは省きます)。

で、33万ドルで売却したとしたら、3万ドルの儲けになりますよね?

10%の儲けです。

ところが、この時、1ドル100円のままであれば、300万円の儲けになるのですが、もしも円高になって90円になったしたらどうなるでしょうか?

約10%の儲けは一気に吹っ飛びます(むしろマイナスになります)。

どんな天才といえども、為替は読みづらいもの。

なぜなら、為替は「相対」で決まるからです。

例えば、ドルが強くなれば円安になりやすいですし、ドルが弱くなれば円高になりやすくなります。

それはなかなか読みにくいのです。

なので、為替リスクも踏まえて、

・超円高の時にやる。
・長期視点で考えて、円安の時に脱出できるようにする。
・流動性リスクも考慮し、いつでも自由に脱出できるようにする。

以上のことを考えて、外国系の投資をする必要があります。

逆に、最悪なのは、

・円安の時
・短期視点
・流動性が低い(すぐに換金できない)

の場合にやってしまうことですね。

外貨建て保険はまさにこの可能性があるので、よくよく考えてから手を出さなければなりません。

ちなみに、当然ながら、将来その外国投資先に住むのであれば、為替リスクはあまり考えなくてもよくなります。