『新版ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則(福永雅文著書・日本実業出版社)』読了。

新版ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則(福永雅文著書・日本実業出版社)』を読みました。

一言でいうと、とてもよかったです。

本書は2005年に書かれた同タイトルのものをバージョンアップさせた内容になります。

前回の本は、大変すばらしく、さくのは何度も何度も何度も繰り返し読んで勉強させていただいた名著です。

 

ちなみに、経営する会社の各事務所に置いてあるため、3冊以上は同タイトルのものを保有しています。

今回はその「新版」です。2018年発行です。

大きく異なるのは「事例」ですね。バージョンアップしています。

企業事例が53も掲載されており、実践的な内容に仕上がっています。

 

ランチェスター戦略は有効か?という議論がよくされますが、結論からいえば、ランチェスター戦略は本当に使える理論です。

さくの自身、マッドサイエンティストのごとく繰り返し繰り返し研究実践しています。

ランチェスター戦略は、いわば、「物理学」というか「自然界の法則」に基づいた理論です。

しかも、ランチェスター法則はきちんとした「数字」で裏付けられている点が特徴です。

 

例えば、物を投げれば下に落ちます。水は100度で沸騰します。てこの原理を使えば小さな力で大きな物を動かせます。

10人対1人で喧嘩をすれば当然ながら10人の方が有利です。

そして、ビジネスも「人間」が動かす以上、必ず「物理的制約」を受けるわけです。

ランチェスター戦略のような自然界の法則に基づいた理論が通用しないわけがありません。

戦いには勝ち方の「セオリー」があるのです。

 

それと、ランチェスター法則のもう1つの特徴は「弱者」と「強者」で戦略を分けている点です。

当たり前と言えば当たり前ですが、弱い立場と強い立場では、戦い方が異なって当然です。

しかしながら、多くの戦略論は、明確に分けられていません。

例えば、「一点集中せよ!」は弱者はやるべきですが、強者にとっては得策ではないのです。

このように、弱者がやるべきことと強者がやるべきこととが明確に分けられて論じられてる点が、ランチェスター戦略の真骨頂ともいえます。

 

さて、最近は書店でランチェスター戦略コーナーの人気がなくなっているように思います。

事務所近くの六本木の書店でも、ランチェスター関連書が見当たらなくなってしまいました。

もったいないことです。

あれもこれもとやるのではなく、戦略系は「ランチェスター戦略一本」でも十分に通用します。

勉強に「これで完成」ということはないので、今回のようにランチェスター戦略系の良書が出る度に購入し、初心に帰って学ばせてもらっています。

本書は、ランチェスター初学者でもわかりやすい内容ですので、「これからランチェスター戦略を学びたい」という方にもおススメの内容です。

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