借金して起業してはいけない。

よく「起業する際、借金したほうがいいでしょうか?」という相談を受けることがあります。

結論から言うと、「借金して起業はしないほうがいい」というのがセオリーです。

なぜ、起業の際に借金してはいけないのでしょうか?

理由は、借金は「成功がある程度見込めるもの」に対してするものだからです。

 

例えば、不動産投資のためにアパートやマンションを購入するとしましょう。

これは数字のシミュレーションをすれば、ある程度、利回りの予測がつきます。

借金は本来こういう投資のためにやるものです。

 

そして、水を差すようで恐縮だが、残念ながら起業した時の事業プランやアイデアの99%は失敗します。

「これは成功するに違いない!」と思っている時ほど無情にも失敗するのです。

起業とはそういうものなのだから仕方ありません。

失敗するのが目に見えているのだから、借金(レバレッジをかけること)はしていはいけないのです。

できるだけお金をかけずに小さな失敗を速く、たくさんする。これが起業成功のセオリーになります。

 

では、起業の際、お金はどうすればいいのか?

正解は2つ。

1つ目は「自己資金」でやる

2つ目は「失敗しても返さなくていいお金」でやること

自己資金でやるのは当たり前として、他人のお金でやる場合は失敗しても返さなくていいお金でやるべきです。

 

つまり、融資(借金)ではなく「投資」をしてもらうのです。

そうすれば、もし、失敗しても返さなくていいし、成功した時はたんまりとお返しすることになるから、リスクに見合います。

そして、起業して、ある程度、ノウハウを蓄積したり、組織などが整ったら、「次の成功」にレバレッジをかけるために「借金」をするとうまくいくのです。

例えば、店舗経営であれば、二店舗目、三店舗目など。

 

借金するタイミングはくれぐれも間違えてはいけません。

借金した場合は必ず返さなければないのです。

もし、返せないなら自己破産するしかありません。

ここ日本では破産した人には厳しく、ネクストチャレンジがしづらくなります。

 

もちろん、例外もあって、借金しても起業に成功する人も稀にいます。

が、そもそもそういう人はメンタリティが強く、「借金して失敗してお金が返せなくなっても死にはしない」ぐらいの気持ちで借金しているのです。

借金しても少しも気負いがないという図太い人は借金してもよいかもしれません。

 

けど、一般的には借金してギャンブル(起業も)をすると、正常な思考はできなくなることを肝に銘じておいたほうがよいでしょう。

適切なタイミングで適切な決断や行動ができなくなってしまうので注意が必要です。