自作自演の口コミ演出は法的にNG。

最近、「信用経済」や「評価経済」、「評判経済」などという言葉をよく耳にするようになりました。

これらをざっくばらんに説明するなら「評価や信用がお金に換わる社会」ということです。

 

例えば、赤の他人が起業するから「投資してくれ」と言われても躊躇するでしょう。

が、仲の良い友人が起業する場合はそれに比べて投資しやすくなるでしょう。

なぜ?

信用があるからです。

さらに、その友人が「仕事ができる」「勉強もできる」「約束を守る」などの「評判」がよければ、投資する額も多くなるかもしれません。

 

また、評価や評判が重要なのは人だけではありません。会社やお店も同様です。

同じ商品を多数のお店が扱っていた場合、あなたは何を元に購入を決定するでしょうか?

おそらく、口コミやレビューなどの「評価」や「評判」を参考にするのではないでしょうか。

Amazonや楽天、価格コム、ヤフオク、メルカリなど、ネットで商品を購入する際、私たちは知らず知らずのうちにレビューを参考にしています。

ということで、情報化社会の昨今、レビューなどの評判や評価はビジネスの成功を左右させる大変重要なクリティカル要素といえます。

 

では、自社でランキングサイトなどを作り、こっそり自社を1位にしたり、良い口コミばかりを自作自演で演出するのはどうでしょうか?

残念ながら、これは法的にアウトになる可能性が高いです。

それを表すケースとして、2019年4月12日掲載の読売新聞オンラインに興味深い記事が掲載されました。

口コミサイト操作し評価1位に…自社が開設、隠す
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190411-OYT1T50242

要約すると、自社で口コミサイトを開設し、自作自演でランキング1位にしたことが、「不正競争防止法違反にあたる」として罰せられたのです。

いくら評価や評判が重要とはいえ、やはり、自作自演はNGですね。

もし、自社でランキングサイトを作って、自作自演で上位に表示しようと考えている方はやめておいた方が得策です。今後、ますますこのような不正は取り締まりが厳しくなることが予想されます。