『間違いだらけのコンプライアンス経営(蒲俊朗著書・イーストブレス)』読了。

資本主義経済社会で活躍したいなら「法律力」は必須になってきます。

近年、個人情報漏洩事件やパワハラ問題など、社会の目は一層厳しくなってきています。

「ベンチャーだから気にしなくていいや」とか「小さい会社は法律なんて気にしてられない」、「新人だから法律なんて知らなくていい」などといった言い訳はどんどん通用しなくなってきています。

とりわけ「コンプライアンス(法令遵守)」には気をつけたほうがいいでしょう。

しかし、「コンプライアンスに気をつけよう」と社長に伝えると、決まって出てくるのが「小さい会社は法律なんて恐れていたらチャレンジできない」という応答です。

法律を遵守する大手企業にはできない「グレー」なことができるからこそ小さな会社は儲かるのだという理論かもしれません。

ところが、せっかく儲かっても、罰せられて稼いだお金を失ったり、下手したら逮捕されてしまったら、お金どころではないでしょう。

だからこそ、ビジネスパーソンは「法律力」が必須になってきます。身を守るためにも、利益を最大化するためにもリーガルセンスは必要です。

そして、本書『間違いだらけのコンプライアンス経営(蒲俊朗著書・イーストブレス)』は、コンプライアンス初心者にとってお勧めの本です。

さまざまな法律関係やコンプラアンス関連の書籍は出回っています。

けど、残念ながら、テーマの性質上、どうしてもお堅いものが多かったり、経営や儲けから遠ざかってしまう内容が多いのです。

本書『間違いだらけのコンプライアンス経営(蒲俊朗著書・イーストブレス)』はそのようなガチガチの固い内容や、儲けに直結しないコンプライアンス本ではないのが特徴です。

大企業向けでなく小規模企業の立場からも読める数少ないコンプライアンスや法律本といえるでしょう。

それと、「コンプラアンスを守ろう」というと、なぜか、「心が通っていないマニュアル的な対応」になりがちです。でも、本当のコンプライアンスはそうではなく、「心」が通ってこそ真っ当なコンプライアンスになるのだと、本書は教えてくれます。

長期にわたって、稼ぎ続けるには最初から「法律」の知識は持っておいたほうが何か得策です。

本書は「コンプライアンスって何?」「コンプラアンスって何からやればいいの?」といったコンプラアンス初心者のビジネスパーソンにお勧めの本です。

間違いだらけのコンプライアンス経営(蒲俊朗著書・イーストブレス)』