『天才を殺す凡人(北野唯我著書・日本経済新聞社)』読了。

ビジネス書

天才を殺す凡人(北野唯我著書・日本経済新聞社)』

これは面白いです。ぜひビジネスパーソンなら一読をおススメします。

なぜ、おススメするか?

まず一つ目はあなたの「天才性」を潰されないための方法や考え方が身につく点です

または、あなたが「天才を潰してしまうこと」を防げる点です。

二つ目は、事業を起こしてビジネスが花開く「過程」とそのステージごとに「必要な資質」を理解できることです。

 

1、天才性を潰されないために(潰さないために)

往往にして事業を起こして(創業して)成功していく起業家は天才肌です。

アイデアマンで、世の中が驚くような商品やビジネスモデルを開発したりします。

しかし、悲しいことは、それをはじめは理解されないことです。

数値化も困難なため、説明も難しい。

だいたい否定されます。下手すると潰されます。

 

たとえば、「そんなのは無理だ」「実績は?数字は?前例はある?」などと言われたり。

それでせっかくの革新的なアイデアも消えていきます。

そうならないためには、天才、秀才、凡人のそれぞれの思考軸を理解しておく必要があります。

本書『天才を殺す凡人(北野唯我著書・日本経済新聞社)』はそれを物語形式で解説していて、とてもわかりやすいです。腑に落ちます。

 

また、天才は秀才に妬まれます。これは本当に怖い。恐ろしい。世の中の天才的英雄、歴史的偉人はこうやって身を滅ぼしていくことが多々あります。

モーツアルトの才能を妬み、足を引っ張るサリエリを描いた映画『アマデウス』はまさにその典型的パターンが描写されています。

アップルの故スティーブ・ジョブズも一度は会社を追い出されています。

 

では、秀才に恨まれないためにはどうしたらいいか?

秀才の協力を活かすにはどうしたらいいか?

そのための考え方や方法も本書『天才を殺す凡人(北野唯我著書・日本経済新聞社)』に書いてあるのでおススメです。

 

2、ビジネスが花開く流れ

ビジネスを起こし、花開くには、面白いように共通性があります。

最初は天才的なアイデアマンが革新的なアイデアを出します。

それから秀才的な人が構造化していきます。

最後はそれを多くの人に広める必要があります。

 

で、大事なことはステージごとに必要な資質が違うこと理解することです。

そうしないと、やってはいけないことをやってしまったり、間違った努力をしてしまうことがあります。

たまに、創業者(天才性)⇒事業家(秀才性)⇒共感力(マーケッター)の3資質を兼ね備えている稀有な人もいますが、大体はそうでないので、それぞれの資質を持った人に委ねたりすることも重要です。

 

また、余談ですが「あとがき」にあるメッセージは大いに同意します。

「世の中には、国籍や、職業、生まれなど、「その人のせいではない理由」だけで、足を引っ張られていることがまだまだ山ほどあります。私は小さい頃から、そういう環境やシチュエーションを見ると、憤りを感じていました。その背景にあるのは、「人や自分の可能性を信じたい」という未来への執着だと思います。」(p226より引用)

さくのも常にこれは感じています。

国籍、生まれ、性別など関係なく、「才能を発揮できる世の中」になってほしいと心から思っています。

だから、「どこどこの生まれ」「どこどこの家系」「いいとこの身分」とか聞くと「それがどうした?」と常々感じます。どうでもいいことです。

そのような要因で人を判断する世の中にはなっては決していけない。

生まれや身分で判断することは「いじめ」や「差別」を生んでしまうし、才能のある人が潰されてしまいます。

閑話休題。

あなたの天才性が潰されないためにも、そして、花開くためにも本書は必読です。

もしもあなたが天才でないとしても、それでも活躍するための方法や考え方も書いてありますのでおススメです。

天才を殺す凡人(北野唯我著書・日本経済新聞社)』

目次

ステージ1 才能ってなんだろう
ステージ2 相反する才能
ステージ3 武器を選び、戦え

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