『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法(山口陽平著書・プレジデント社)』読了。

山口陽平氏の著書『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法(プレジデント社)』を読みました。

過去の山口氏の著書は本質をついた内容のものが多く、どれも脳のパラダイムをシフトさせる面白いものが多かった。

そのような期待を込めて本書を手に取ってみました。

タイトルを見た瞬間は「あれ?山口氏にしては珍しくチープなタイトルだな?」と思いました。なにせ「1日3時間だけ〜」ですので。よくある「売らんがため」のフック要素の強いタイトル付けのように見えたのです。表紙だけでは山口氏の本とはわからなったほど。

ところが、『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法(山口陽平著書・プレジデント社)』を実際に読み進めてみると、見事裏切られました。今まで通り本質を突く内容でした。

内容としては、今までの山口氏が書いてきたクリティカルな思考結果を生み出すための「思考法」ですね。

どうすれば山口氏のような深い洞察ができるのか?先見の明を養うことができるのか?

手品でいう「種明かし」を教えるのではなく、その手品の「ネタ」を思いつくための思考だったり、料理でいうレシピではなく「レシピを生み出す考え方」のようなものでした。

ビジネスパーソンとして活躍するためには、本質を見抜く力が必要だと私は考えています。

例えば、儲かっている会社やお店を見た時に「本質」を理解することができれば、それを自社に類推適用することが可能となります。

逆に他社の失敗事例を見て、本質を学びとることができれば、自社に応用し、あらかじめ失敗を避けることができます。実際に活躍している起業家や経営者はこれらを自然とやっているわけです。

では、どうすれば本質を見抜く力を養なえるのか?というと、まさに本書がそのキッカケになりえるはずです。

ただし、タイトルどおりではなく、予想以上に「タフ」な本です。少々、伝えたいテーマが多岐にわたり雑多に感じるかもしれません。それらを承知の上で読まれると面白いと思います。

【目次】

第1章 思考力はAIを凌ぐ武器になる
第2章 短時間で成果を出す思考の技法
第3章 2020年から先の世界を生き抜く方法を考える