先日、あるクライアントとのコーチングで、夢の再設定を行いました。このクライアントは素晴らしいセンスの持ち主で、自ら掲げたゴールを見事、実現しました。これだけでもすごいことなのですが、さらにすごいのは、「作野さん、新しいゴールを見つけたいのです。」と言ってきたことです。あこれは本当に素晴らしいことで、人間は夢を実現する、あるいは実現しそうになると、アクセルを緩めてしまうことがあります。

たとえば、うさぎとかめの話でも、ゴール目前でうさぎは手を抜いてしまいましたよね?あれは、単に「弱い者の努力は報われる」ということを伝えたかっただけでなく、「最後に油断してしまうのが人間。注意せよ。」という意味も含まれているのです。

同じような話は、日本昔話にもあります。「いなばの白兎」です。話は端折りますが、これまた、ゴール目前で「手を抜く」ことでひどい目にあうお話です。

昔の人はわかっていたのです。「ゴール目前」あるいは「ゴール実現」した時に人間は緩んでしまうことを。このことがどれだけ危険かということを。よくある「燃え尽き症候群」は、ゴール目前やゴール実現によって起こります。

その点、先日のクライアントはさすがのセンスで、次のゴール設定の重要性に気づき、そのセッションを一緒に行いました。そのおかげで、新しいゴールが出てきました。より大きくて、パワフルな、ワクワクするようなゴールです。このクライアントならきっとその新しいゴールにどんどん近づいていくことでしょう。

ということで、夢・ゴールの「再設定」はとても重要です。日々をイキイキと充実したものにするためにも、定期的に夢・ゴールの見直しをするとよいでしょう。