経営者として上を目指そうと、意識を高めていくと、決まって妬む人たちが現れます。そういう人たちは、意識が高い人たちを「意識高い系」として憐れみます。意識高い系で何が悪いのでしょうか?まったく気にしなくてよいでしょう。

「意識高い系」とは、妬む人たちにとっては、褒め言葉ではなく、若干けなし言葉でなのです。

「意識高い系」の起源を探る 元は褒め言葉、いつから悪口に? リーマンショックとSNSが生んだ「炎上」

通常は、「意識が高い人」というのは褒め言葉のように聞こえます。が、最近は、意識が高い人というのは「痛い人」と同等の意味があるそうです。不思議です。これは私から言わせてみれば、意識が高い人を悪く言う輩たちは、単なる「妬み」に思えます。コーチングでいえば、いわゆる「夢泥棒」にあたります。

人間は、仲間たちや同レベルの輪から、誰かが意識が変わり、向上しようとすると、必ず足を引っ張りたくなる生き物です。これは、本来備わっているホメオスタシス(恒常性維持機能)で説明がつきます。ホメオスタシスとは、よりよい状態を維持しようとする機能のこと。たとえば、暑ければ汗をかくなど。こうして人間は快適状態を維持しようと無意識で調整をして生きているわけです。

このホメオスタシスは組織や人間関係でも働きます。たとえば、会社内で「将来独立したい」と言ってみてください。必ず誰かが「やめておいたほうがいい」「危険だ」「君には無理だ」と言う人が出てくるでしょう。ダイエットや禁煙でも同様の原理が働きます。

なぜ、こんな希望を打ちくだく言葉を人は投げかけるのか?理由は不安だからです。安定状態が崩される恐れがあるからです。今までは「意識が高い人」をそれほど叩く環境はありませんでした。が、今はSNSというとんでもない環境が整ってしまいました。「足をカンタンに引っ張りやすい土壌」が整ってしまったのです。しかも、残念なことに、世の中は意識の高い人より低い人の方が多くいます。数の原理で簡単に叩かれてしまうわけです。

では、意識の高い人はいったいどうすればいいのか?簡単なこと。誰にも言わなければいいという答えになります。特にSNSで発言なんてもってのほかです。ホメオスタシスの機能を働かせる意識低い人たちのかっこうの的になってしまいます。

意識が高くて何が悪いのでしょうか。世の中で何かを成し遂げる人はみな痛いほど意識が高い人たちばかりです。偉人と言われる人たちはみな意識高い系のくくりになります。彼らも必ずといっていいほど最初は馬鹿にされたり笑われたりしたでしょう。

SNSとの向き合い方は是非気をつけてください。特に夢や希望を持つ若者ほど。経営者ほど。